任意整理をすると月々の返済はどのくらい減る?借金650万円の実体験を紹介。

※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

スポンサーリンク

借金約650万円を任意整理中のもっ輔(@chant_sei)です。

僕は借金約650万円の返済が厳しくなり、2020年9月に任意整理を依頼しました。

任意整理を推奨する広告では、「借金を減額できる」なんて謳っていますが、実際の返済額はどうなんでしょう。

任意整理をするにあたって、月々の返済額が減るのかどうかは一番大事なポイントです。

この記事のポイント
  • 任意整理をすることで月々の返済額は減るのか?
  • 借金約650万円を任意整理した場合、月々の返済額は減ったのか?

任意整理をするなら、今より毎月の返済額が減って、生活が立て直しできるか確認をしてから決断しましょう。

僕自身の体験談も紹介するので参考にしてみてください。

任意整理をしても月々の返済額が減るとは限らない

任意整理をすると今後支払う予定の利息はカットされるので、返済の総額としては減らすことができます。

ですが、月々の返済額については必ず減額されるというわけではありません。

 

基本的には、任意整理をすると借りた元本を36回から60回の分割払いで返済していくことになります。

借入先との交渉で決定した返済額が、今までの返済額と差額が出るかがポイントになります。

任意整理で5年以上の長期分割は可能?僕が7年で合意した体験談。

 

例えば、50万円の借金に対して、月1万円返済している場合は交渉によって下記のようになります。

  • 36回払い=\13,800
  • 60回払い=\8,333…

このように、36回払いを指定されると、月々の返済額としては増えてしまうパターンも考えられます。

心配になる人もいるかもしれませんが、返済状況が悪かったり、借入期間が極端に短くない限り、すべての借入先への月々の返済総額が増えることはないと思います。

具体例として、僕の任意整理前後の返済額を紹介します。

【借金約650万円】任意整理前の借入と返済の状況

僕の任意整理前の月々の返済額は下記のようになっていました。

金融機関名(借入額) 月の返済額
銀行おまとめローン(270万円) ¥48,000
銀行ローン(150万円) ¥20,000(半年に1度+\20,000)
ジャパンネット銀行(90万円) ¥20,000
バンクイック(50万円) ¥10,000
クレジットカード(VISA)(40万円) ¥30,000+前月利用分
楽天カード(50万円) \20,000円
銀行ローン(10万円) \4,000円
合計 \132,000~152,000円

収入は手取りで25万円くらいです。

一人暮らしをして車も持っているので、かなり厳しい状況でした。

クレジットカードの空いた枠を臨時出費に使ったり、返済しては借入をするという生活を繰り返していました。

ひたすら金利だけを払う生活です。

少しでも冷静に借金と向き合うことができていれば、ここまで任意整理をせずに借金を増やすことはなかったと思います。

でもお金のことって冷静になれないですよね。

楽天カードの増額審査を落ちたところで諦めて任意整理を決断しました。

 

借金癖のある人ってどんな人生?借金650万円を抱えた僕の育ちや環境を紹介。

【借金約650万円】任意整理後の返済額について

弁護士に任意整理を依頼して、和解して決まった返済額は下記のようになりました。

金融機関名(借入額) 回数 月の返済額
銀行おまとめローン(270万円) 84回 ¥26,000
銀行ローン(150万円) 60回 ¥33,000
ジャパンネット銀行(90万円) 84回 ¥12,000
バンクイック(50万円) 60回 ¥6,100(ボーナス月+3万)
クレジットカード(VISA)(40万円) 84回 ¥4,800
楽天カード(50万円) 任意整理対象外 \20,000
銀行ローン(10万円) 任意整理対象外 \4,000円
合計 \106,100円(ボーナス月\136,100)

借入をして1年未満の楽天カードと、金額の少ない銀行ローンは任意整理の対象から外しました。

月々の返済額としては\30,000前後の減額です。

任意整理をしたことで、月々の返済額が減ったということは事実です。

僕の場合は任意整理をしたことで、返済して空いた枠の借入ができなくなったので、生活が楽になったわけではありません。

この状況では任意整理をしたメリットは、金利がカットされたことと、完済の日程が決まったことくらいです。

僕の場合だと、将来払う金利が300万円くらいカットされているのでかなりデカいですけどね。

 

年収以上の借金を抱えている人は、任意整理の減額に期待せずに、個人再生や自己破産も視野に入れた方が確実に借金問題を解決できるかもしれません。

借金減額診断を活用しよう

借金減額シミュレーションとも呼ばれますが、こういった減額診断サービスは、各法律事務所や司法書士事務所が提供しています。

自分の借り入れ状況を入力して、借金が減額できるか確認してみましょう。

ただし、利息がカットされて、借金の返済総額が減るのか、毎月の返済額が減るのかは別の話です。

提示された内容はよく確認してください。

 

借金額が多く、判断が難しい場合は入力した流れで細かい借り入れ状況を確認されることになります。

自分の借金を伝えるには勇気が必要ですが、借金を完済するために頑張って欲しいです。

借金減額シュミレーターの仕組み。かしこい使い方を紹介。

 

任意整理をすると返済額を減らせる可能性が高い

任意整理をすることで、毎月の返済額を減らすことは可能です。

減額の幅は、借入額や借入状況によって変わります。

返済額が変わらなくても、将来の利息はカットされるので、借金完済は確実に近づきますので、前向きに検討して欲しいです。

任意整理を依頼する際には、無理のない返済計画を立てるようにしましょう。

 

借金の専門家である弁護士や司法書士は、借金が返済していけるか計画を立てることが仕事です。

任意整理をしても返済額が減らずに、完済が厳しいと判断した場合には、別のプランを考えてくれます。

任意整理をしたけど返済ができない!みたいな状況には浪費しない限りなりませんので、安心してください。

任意整理経験者が選ぶ任意整理おすすめランキング!【費用・実績・サービスで比較】

スポンサーリンク

コメントを残す