借金男が『夢をかなえるゾウ2(ガネーシャと貧乏神)』を読んで感じたこと。

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僕
こんにちは。もっ輔です。
借金650万を抱えて今は任意整理の準備期間です。

金欠であまりにも時間があるので、ブログを書く合間にお金に関する本を読んでみようと考えて今回が第1弾です。
うまく紹介できるか分かりませんが、穏やかな心で読んでいただけると嬉しいです。

 

今回、僕が紹介する本は『夢をかなえるゾウ2(ガネーシャと貧乏神)』です。

 

『夢をかなえるゾウ』シリーズは、主役の像の神様「ガネーシャ」が生き方や考え方を面白おかしく教えてくれる人気シリーズです。

僕は1巻にあたる「夢を叶えるゾウ1」も読んで人生の参考にさせてもらっていましたが、借金まみれになった今のタイミングで「貧乏神」というサブタイトルと「お金と幸せの関係、ごっついの教えたろか。」というキャッチコピーにグッときて、今回読ませてもらいました。

 

著者の水野敬也さんの文章はホントにおもしろい。
爆笑ではなく「クスッ」「フフッ」ってなるような掛け合いが最高です。スラスラ読めるので本が苦手な人にもオススメ!
僕

 

今回は借金まみれの僕が読んで感じたことを紹介していきます。

以下は著作権侵害にならない範囲で内容にも触れていくので、ネタバレがイヤで自分で読みたい方はここで離脱してください!

 

人は追い込まれないと頑張れない。僕は既に追い込まれている

本書の主人公はガネーシャと売れない芸人の西野勤太郎です。

ガネーシャはお笑いのイベント「ゴッド・オブ・コント」の優勝を狙って西野とコンビを組みます。

その流れで西野の退路を断つために勝手に約300万円の借金を作ってしまいました。

 

ゴッド・オブ・コントの優勝賞金は1000万円。

やるしかありません。

 

しかし、ガネーシャはネタ合わせもせずどこかへ行ってしまい、一次予選の直前まで姿をあらわしませんでした。

姿を現したと思えば西野が一生懸命考えたネタをするのをやめて、自分が当日直前に思いついたネタで勝負しようと言い出します。

結果としては、普段からボケとツッコミのような会話をしていたこともあり予選通過。

 

その際の教えが「人間は追い込まれたら力を発揮する」「締め切りを作れ」という2つです。

 

この場面を読んで、借金まみれでこれ以上借金を増やせない僕は既に追い込まれているのことを再認識しました。

追い込まれた結果が、ブログや読書といった行動につながったのだと思います。

 

確かに、成功した有名芸能人や企業の社長さんでも、かつては大きな借金を抱えていたって人いますよね。

もしかしたら、借金まみれの今は僕にとってはチャンスでもあるのかもしれません。

借金もバカにできませんよ!

 

僕の残念なところが、今となっても給料や臨時収入があったときにはフラッとパチンコに行ってしまうことです。

これば僕が自分に甘すぎるせいで、借金650万円になっても追い込まれ方が足りないのでは?とも感じました。

 

これ以上借金は増やせませんが、僕はまだまだ自分を追い込む必要があります。

今後の行動には締め切りを作って自分を鼓舞してみようと思います。

 

貧乏なのはお金を貯める楽しみを知らないから

「楽しみをあとに取っておく訓練をする」

これは本書のサブタイトルにもなっている貧乏神の「金無幸子」さんからの教えです。

幸子さんは貧乏になる人のタイプを3つに分けて説明してくれます。

  1. 夢を持っているが、望まれていないことを頑なに続ける人=ドリーム貧乏
  2. 誘惑があればお金を使ってしまう、大変そうな仕事を避ける人=ガネーシャ貧乏
  3. お金はイヤな作業をすると貰えると思っているので楽をしようとする人=お駄賃貧乏

僕の場合は2のガネーシャ貧乏が当てはまります。

タバコ、お酒、食事を我慢することができません。

仕事には前向きなので逃げたことはありません。

 

幸子さんはそれぞれのタイプが貧乏から抜け出すヒントも教えてくれます。

ガネーシャ貧乏の場合は、「楽しみはあとに取っておいた方が大きくなる」という経験をすること。

お金を貯めることのできる人は、通帳残高が増えていくのを見たり、貯めたお金を何に使うか想像する楽しさを知っています。

ガネーシャ貧乏はそれを知らない。

 

自分に当てはめて考えると、欲しいものはギャンブルで勝った時にまとめて買ったり、クレジットカードを使う事がほとんどだったと思います。

お金を貯めて、何かを買った記憶なんて、高校生以降はない気がします。

なぜこうなってしまったのか。

 

今のところ欲しいものはないのですが、「お金を貯めて物を買う」ということは今後の課題にしたいと思います。

自分が困っているときに、困っている人を助ける

これも幸子さんからの教えです。

人は自分にお金や時間が足りていなければ人を助けようとはしません。

これは普通のことです。自分のことでいっぱいいっぱいなんですから。

 

しかし、他人に対する言葉や言動は、自分に対するものでもあります。

他人の「お金がない」という不安を助けることで、自分の不安も取り除くことができます。

 

他人にお金をあげるという意味ではないですよ。

 

作中では主人公の西野がハローワークに来ている人に「借金の新しい呼び方」というネタを披露しました。

 

「借金」の呼び方を変えてネガティブなイメージを変えようとして人の不安を取り除こうとしたわけです。

その結果、西野自身の借金の不安も取り除くことができました。

 

自分が困っているときに、他人を助けることができる人は「困っている」という感情から抜け出すことができる。

その結果、当たり前のように人を喜ばせることができるようになる。といった内容です。

 

僕自身が借金に困っている状況ですが、恥ずかしながら他人を助けようと思ったことはありません。

借金で頭がいっぱいで、余裕がなくなることばかり。

 

自分のことで頭がいっぱいで、周りが見えない。

めっちゃカッコ悪いですよね。

 

せっかくこの本に出会ったので、これをきっかけに今だからこそ、周りの事を気にして見ようと思いました。

 

苦しいのは自分だけではない

この言葉はガネーシャの友人の「釈迦」からの教えです。

作中にハローワークにいくシーンがあるのですが、そこで職を失った人たちへ釈迦から話をしました。

 

「職を失うのが苦しい理由は自分だけだと思っているから。自分と同じ苦しみを持つ人を想像しなさい。」

といった内容。

 

借金を抱えているのが自分だけかと思うから苦く感じるのかもしれません。

日本では僕のような単身でも5人に1人は借金を抱えていると言われています。

借金を自分から口外することもないので、実は身近にも借金を抱えている人はたくさんいるはずです。

 

少し周りを見渡せば、僕の勤めている会社の中にも残業を増やす人、昼も夜も働いている人がいます。

借金があるかは別にして、お金に関する悩みはあると思います。

 

そう考えると、自分だけではない、もっと頑張ろう。と思う事ができます。

任意整理ブログの運営について勉強になったこと

本書を読むことで自分に借金についてだけでなく、任意整理と借金をテーマにした当ブログの運営についても学ぶことができました。

 

貧乏神には「貧乏人にはプレゼントをさせるな」という格言があるそうです。

自分でお金を出してプレゼントをすることはお金を稼ぐための仕事とは逆の行為になります。

しかし、プレゼントを贈ることで自分以外を喜ばせることが楽しいと感じることができれば、それが仕事の成功に繋がるかもしれないという話です。

 

この教えはブログ運営に置き換えて考えることができます。

 

ブログの記事は読書の方を楽しませる為に、運営費と時間をかけて書きます。

この活動が楽しいと思え、そして少しでも収入が得られるようになったら、僕は貧乏から抜け出す1歩を踏み出すことができるはずです。

今のところはまだツラくて収入もありませんがね!

 

まとめ:自分の借金の原因や、足りない部分について考えることができました。

この本は、お金の悩みを解決する本ではないと思います。

しかし、自分の考えや行動が原因でお金に困ってないか?ということを考えることができます。

 

今回の記事では、登場人物の教えの中から、僕が考えさせられた部分をピックアップして紹介しています。

自分にできるところから、考え方や行動を変えてみようと思いました。

 

本の中では他の教えや、細かいストーリーが展開されていてスイスイ読むことができます。

僕は半身浴をしながら3日くらいで読めたので、ボリュームも多くはないです。

 

もし興味があれば、読んでみてください。

 

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