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任意整理後でも緊急小口資金を借りれた!リアルな収入状況も紹介。
借金約650万円を任意整理中のもっ輔(@chant_sei)です。
昨年からの新型コロナウイルス感染拡大の影響により、「緊急小口資金貸付制度」の対象が拡大されています。
「緊急小口資金貸付」は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で収入が減ったことを証明できれば、国(社会福祉協議会)から無利子で20万円まで借りられる制度です。
今は受付期間延長になっていますが、当初は3月末までの受付になっていたので、僕も滑り込みで申し込みをし、その結果10万円を借りることができました。
ホントに生活ができないほど苦しい人もいる中で、僕は約3万円の収入減少でした。
僕の場合は任意整理分の返済が毎月10万円あり、3万円の減少でもかなりキツかったです。
審査結果が出るまで、Yahoo!知恵袋やTwitterで、どんな人が審査落ちしたのか、何万円減少したら審査に受かるのか調べまくりましたが、欲しい情報はありませんでした。
今回の記事では僕のリアルな体験談を紹介するので、収入減少に悩んでいる方は参考にしてみてください。
任意整理後でも可!ブラックリストでもできる金策、失敗した金策を紹介します!
任意整理をしても緊急小口資金貸付制度は利用できる
僕が一番気になっていたのが、任意整理をしても緊急小口資金貸付制度を利用できるのか?という点です。
緊急小口資金貸付の申し込み用紙では下記条件に同意する事が求められます。
○記入した個人情報については、本制度に必要な範囲で第三者に提供することに同意します。
○貴社会福祉協議会が、貸付けに必要な範囲で、全国社会福祉協議会、他の都道府県社会福祉協議会、自治体等の関係機関
に照会し、私の個人情報の提供を受けることに同意します。○私は現在、生活保護を受給していません。
○私は現在、自己破産の手続きを行っていません。
○本貸付金を事業の運転資金として使用しません。
○私以外の世帯の者は、本特例貸付の借入を行っていません。
○私及び私の世帯の者は、暴力団員ではありません。また、借入期間中においても暴力団員にはなりません。
○私は、貴協議会が必要に応じ官公署から私又は私の世帯員に係る暴力団員該当性情報の提供を求めることに同意します。
○貸付審査の結果、貸付不承認となった場合、理由は開示されないことに同意します。
自己破産をしていると申し込みができないことになっていますが、任意整理なら問題ないということが分かります。
僕が借りれたので間違いないと思います。
もし、新型コロナウイルスの影響と任意整理の返済のダブルパンチで生活が苦しい人は申し込みを検討してみてください。
僕は欲張らず10万円の申請をしましたが、条件によっては20万円まで借りることができます。
ア 世帯員の中に新型コロナウイルス感染症の罹患者等がいるとき
イ 世帯員に要介護者がいるとき
ウ 世帯員が4人以上いるとき
エ 世帯員に新型コロナウイルス感染症拡大防止策として、臨時休業した学校等に通う子の世話を行うことが必要となった労働者がいるとき
オ 世帯員に風邪症状など新型コロナウイルスに感染した恐れのある小学校等に通う子の世話を行うことが必要となった労働者がいるとき
カ 世帯員の中に個人事業主等がいること等のため、収入減少により生活に要する費用が不足するとき
キ 上記以外で休業等による収入の減少等で生活費用の貸付が必要な場合
借金が増えることになるので返済のことも考えたうえで申請をするようにしてください。
僕は仕事がんばって来年も給料増やしてもらえるように頑張ります。
緊急小口資金貸付制度が利用できるか微妙だった僕のリアルな状況
僕は、緊急小口資金貸付制度をダメ元で申し込みました。
理由の1つは収入減少が微妙だったということ。
僕は2021年1月と2月では前月比でマイナス3万円です。
ネット上では収入が半減したような人も見かけたので、貸してもらうには不十分かと思いました。
もう1つは収入自体は多いということ。
1月は手取り約27万円で、2月が手取り約24万円でした。
普通に生活していれば生活していくのに困ることはありません。
しかし、僕は任意整理で毎月10万円の支払いがあり、加えて車検で予定より多い出費。
さらに期末手当も期待できない状況で、「できることなら借りたい」といった気持ちで申し込みました。
ネット上では「新型コロナウイルスの影響で収入減少したこと」が証明できたら金額は関係ないという意見がありましたが、その通りだと思いました。
申し込みを悩んでいる人の参考になればと思います。
ネット上で見かけた緊急小口資金貸付制度の審査に落ちた人
審査を待っている期間に、ネット上で「緊急小口資金 審査 落ちた」と毎日のように検索しました。
その中で印象に残っているのは2つのパターンです。
審査落ちの理由は公開されないので、推測の話になってしまいますが、参考までに。
世帯員が既に申請していた、借入を受けていた
一緒に住んできる家族がこっそりと申請をしていたり、すでに借入をしていると、制度を利用する条件はそろっているように見えるのに審査に落ちてしまいます。
家族と一緒に住んでいる人はちゃんと相談してから申請をしたほうがよさそうです
収入の減少はあるが、新型コロナウイルスの影響ではない
今の緊急小口資金貸付制度では「新型コロナウイルスの影響での収入減少」というのがひとつのポイントになりそうです。
例えば自己都合での退職だったり、単なる経営不振による収入減少では審査に落ちる可能性があります。
僕は提出書類の「収入の減少状況に関する申立」には
「新型コロナウイルス感染拡大による残業の減少」
と記入しました。
金額はどうあれ、減ったこと変わりありません。
正直に記入してください。
住んでいる県が違うから審査に落ちた?
緊急小口資金貸付制度の審査は厚生労働省から指示を受けて各都道府県の社会福祉協議会の人が審査を行います。
県によって厚生労働省からの指示の解釈も微妙に違って、審査が厳しくなっている県もあるのかもしれません。
ちなみに、僕は兵庫県在住です。
これもあくまで推測の話なので参考までに。
緊急小口資金貸付制度の申し込みの際の注意点
僕が緊急小口資金貸付制度を申し込むにあたって感じた注意点を紹介しておきます。
ウソの申告は絶対にダメ
提出書類の1つ「収入の減少状況に関する申立」の用紙には収入減少の理由と具体的な金額を記入する必要があります。
どうしてもお金を借りたい状況だと「少し盛って書こうかな」とか考えるかもしれません。
僕も少し頭をよぎりましたが、ウソの申告はやっぱりダメです。
ウソがバレると借りれたお金は返すことになりますし、詐欺罪で逮捕されることもあります。
正直に記入して、あとは審査に判断を任せましょう。
書類は社会福祉協議会へ持参した方がいい
僕は提出書類を郵送しようと思って市の社会福祉協議会へ電話をしました。
すると、不備があると振り込みが遅くなるので、可能であれば持参して欲しいと言われました。
市の社会福祉協議会は家から近かったので書類を持参すると案の定、不備が見つかりました。
書類の準備は厚生労働省のホームページを参考に準備しましたが、それだけでは資料不足の可能性があります。
緊急でお金を借りたい人は書類は直接持参をオススメします。
ちなみに僕は下記の資料を提出しました。
- 借入申込書
- 借用書
- 重要事項説明書
- 収入の減少状況に関する申立書
- 住民票
- 通帳またはキャッシュカードのコピー
- 本人確認書類(免許証コピー)
- 給料の減少がわかる給料明細(2ヶ月分)
不備は「押印忘れ」「通帳の1ページめくった部分のコピー忘れ」でした。
給料明細は念のため準備していましたが、持参して正解でした。
緊急小口資金は借金であることを忘れない
緊急小口資金貸付は無利子といえども借金です。
返済は1年後から24回払いでおこないます。(一括でも可能)
僕は10万円なので1ヶ月の返済額は4,000円とちょっとです。
20万円なら倍の8,000円ちょっとになります。
貯金や節約で生活していけるなら無理に借りる必要はありません。
浪費が原因で任意整理をしてしまった人は注意ですね。(僕もですが)
緊急小口資金貸付制度の申し込み期間は延長へ
緊急小口資金及び総合支援資金(初回貸付、再貸付)の申請期間が令和3年6月末日まで延長となっています。
少し前まで3月で終了予定だったので、間に合わなかったと諦めた人は検討してみてください。
まとめ:任意整理をしていて、収入減少が3万円程度でも緊急小口資金制度を利用できる!
今回紹介したように、任意整理をした人でも緊急小口資金制度を利用することができます。
また、収入減少が3万円ほどでも新型コロナウイルス感染拡大の影響であれば審査は通りました。
世帯員が既に申請をしていたり、収入減少の原因が新型コロナウイルスでない場合は審査に落ちる可能性もあります。
都道府県によって審査の厳しさは違うようなので、条件を満たしていれば必ず審査に通るとも言い切れません。
あまり過度な期待はせずに、申し込みをすることをおすすめします。
あとは、借金が増えてしまうということも忘れずに!
今回は以上です。
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